現在の会社で働きだして気づけば7年目に突入していました。
今回は7年働いてみた感想や、実際の職場の雰囲気などを書いてみたいと思います。
これから就活する人で、メーカーの子会社を希望している方の参考になれば良いです。。
あくまで私の勤めている会社における経験談のため、すべてのメーカー子会社に当てはまる内容というわけではありません。その点はご承知おき願います。
なお、本記事でいうところのメーカーの子会社とは、「大手電機メーカーの子会社」という意味で使っています。
なぜ就職したのか | 就活時のはなし
そもそもなぜ今の会社に就職したかというと、業界や会社の作っているモノが自分にとても興味のあるものだったからです。
かなりニッチなモノなので、紹介すると特定されかねないので、製品名はふせておきます(;^ω^)
この会社を見つける前までは、同じ研究室の先輩たちが就職した会社や、受けた会社を手当たりしだいに受けていました。
そこまで入社する気も無かったので、履歴書やエントリーシートは先輩たちの資産をかなり流用して作っていたのですが、(丸パクリではないですよ!笑)そのようにして受けた会社はすべて落ちてしまいました。
そこで一度、自分が本当にやりたいこと、興味のあることを考えた結果、今の業界に行き着き、その中の数社に狙いを定めました。
狙いを決めたあとは、それぞれの会社ごとにきちんと履歴書・エントリーシートを記載し、面接対策も過去に受けた人の経験談を調べ、各社毎の傾向から対策しました。
最終的に業界内の3社を受けたのですが、全てに合格することができ、その中の第一希望である今の会社に入社する事になったわけです。
入社したときは希望通りの会社・部署に配属されたため、夢と希望に溢れていましたが、現在では・・・・
ということで、以降は私の会社での経験談から、良かった点、悪かった点を語っていこうと思います。
良い点
それではまずメーカーの子会社で働いていて良かった点を上げていきます。
あくまで私の経験談としてお話しますが、別会社で働いている知人などに聞いても同じような話をよく聞くため、どこも似たような状況なんではないかと思います。
ただし、あくまで私の経験談ということで、すべての会社に共通する内容ではないという点については、重々承知願います。
- 安定している
- ネームバリューがある(一部の人に対して)
- ホワイト(一応)
それでは順番に説明してきます。
安定している
最大のメリットではないでしょうか。
一度入社してしまえば、よっぽどのことがない限り仕事を失うことはありません。
実際コロナショックが発生した際も、リストラや給料が減るということはありませんでした。(ボーナスは若干減りましたが)
ただし、この安定というのはかなり業界に依存すると思います。
私の業界はどちらかというとインフラ系に近く、コロナのような〇〇ショック系には強かったのではないかと思います。
この「安定している」ということは、逆に取ればよっぽどのことをしない限りクビにならないということなので、後述する働かないオジサンが誕生する原因となっています。
ネームバリューがある(一部の人に対して)
私の地元は少し田舎なのですが、そのあたりのオジサマ、オバサマにメーカーの子会社に勤務しているというと、それなりにウケがいいです。
都会に行けば似たような人はゴロゴロいるので、このネームバリューは正直あまりないと思ってもいいかもしれません。笑
ホワイト(一応)
私の働いた限りでは、法律を超えるような長時間勤務や、サービス残業は聞いたことがありません。
もちろん昔はやりたい放題で月200時間サビ残ということもあったらしいですが、少なくともコンプライアンス重視になった昨今、このような話は聞いたことがありません。
なお、法律を超えなければ良いので、そのギリギリの残業をやらされることは多々あります。笑
悪い点
それではお待ちかね(?)の悪い点です。
正直書いていて私の職場だけの問題な気がしてきました。笑
なので何度も書いていますが、あくまで一例ということで参考に程度にお願いします。
上げればキリがないですが、これだけにまとめます。
- 年功序列
- 最新のトレンドに疎い
年功序列
当然ですが年功序列です。
有能だろうが無能だろうが勤続年数だけで給与が決まります。
また仕事をしなくてもクビにはできないため、俗に言う働かないオジサン、ぶら下がりオジサンが大量発生します。
もちろん全員のオジサンがそいういわけではないですが、ひどい人は本当にひどいです。
そして働かないオジサンが量産された結果、ある程度仕事がこなせるようになった中堅世代に仕事が大量に降ってくるようになります。
退社間際で基本給が一番高い働かないオジサンが定時退社する中、中堅・若手世代は安い基本給でギリギリまで残業させられます。
管理職は50代の人が多く、「苦労すればその分成長するよ」とか、「俺の若い頃は~」のようなマインドが残っており、解決する気が一切ありません。
そうして有能な社員は会社に見切りをつけ、転職し、残された凡人が仕事を回す、という悪循環に陥っています。
私が副業を始めようと思ったキッカケも、正直今の会社に残っても未来が無いと感じたからです。
ただ前述したとおりとてもやりたかった業界での仕事のため、スグに転職するという気にもならず、副業で稼げるようになって、いつでも辞めれるようにしておこう。という気持ちになったからです。
最新のトレンドに疎い
中間管理職のオジサンばかりです。
ほとんどの人が新しいツールや技術についていけず、会社が新しいものを導入しても、なかなかそれを取り入れようとしません。
未だにスケジュール管理をエクセルでやっていたり、議事録をメモ帳オンリーでやっていたり・・・
とてもソフトウェアを開発している会社とは思えないほど、旧態依然とした仕事環境です。
仮に新しいツールを紹介しても、導入は丸投げ、試しに使ってみても「前の方が良かった」、「使いづ らい」と文句ばかり言われます。
コロナ禍でZoomなどのオンライン会議システムが導入されましたが、これらも緊急事態宣言が落ち着いた頃には対面の会議へと戻っていきました。
まとめ
メーカー子会社勤務の良い点、悪い点について紹介してみました。
悪い点はほとんど私の職場の悪口になってしまいましたが。笑
メーカー系の会社は、よくも悪くも安定しているのが特徴だと思います。
年功序列については、これからの社会改革で徐々に変わっていくとは思いますが、大企業ほど変わりにくい印象があります。
私ができるアドバイスとしては、新卒時はできるだけ大きいい会社に入ることをオススメします。
企業にもよりますが、新卒一括採用しかしていない会社もまだまだ多いと思います。転職で有名企業に入るには、それなりのスキルが必要になってくるので、新卒というカードを生かして就職するのが良いかと思います。
働いてみて合わなければその時転職すればよいのです。
最近は転職も珍しいことでは無くなってきています。
私が入社して2~3年目は転職する人はほぼいなかった気がするのですが、4年目以降のここ数年、急激に増えてきました。
次は自分の番だ・・・と思いながらまずは1円でも副収入が得られるよう活動します・・・
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